ひとこと日記

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VA-11 Hall-A ヴァルハラ(PSVita版) 感想

久しぶりにゲームをやりました。ネタバレあり。
PSVita版に関しての感想です。PC版とかは知りません。


公式サイトpublishing.playism.jp

  • シナリオ

サイバーパンクな世界観のグリッチシティでバーテンをやっている主人公ジル。バーVA-11 Hall-A、通称「ヴァルハラ」には様々な客がやってきます、という話。
出すお酒の種類とかを変えたりすることでシナリオ分岐があるということですが、結構ノーヒントに近い部分が多いように感じました(僕はトゥルーエンドを見るためにググりました)。試行錯誤もこの手のノベルゲームの醍醐味ではありますが、あまり時間が取れない身としては辛いものがあります。
ストーリー的にはアナの正体とガビィが出てくるくだりがやや唐突に感じたのと、脳の人とか一部のキャラ群が使い捨て感があった(あまりメインに絡んでこない上にサブキャラの掘り下げにもなってない)ところが気にはなりましたが、全体的には楽しめました。お気に入りのキャラはドロシーです。基本的にどこかに闇を抱えた人間(人外も出てくるけど)ばっかりですが、こういう世界観の作品では明るいキャラが映えますね。

  • システム

カクテルを調合して出す、という操作が頻繁にあるわけですが、地味に操作ミスを誘発しやすい仕様で、入れる材料の種類や量を間違えて作り直しということが高頻度に生じました。PSVita版だけの仕様かもしれませんが、このゲームで一番しんどいところでした。また、カクテルを作る操作そのものが回数が多すぎて飽きてくるということもありました。
店内のBGMを自分で設定できる要素がありましたが、一度に10種類も登録するうえ曲の種類もかなり多く、ほとんど把握できないまま終わってしまいました(本来はBGMを堪能できるくらい細かくプレイするのがいいのでしょうが)。

  • 総評

基本的には楽しめました。システム面では色々と個人的な不満はありましたが、意欲的な作品にはなっていると思います。