2020年冬アニメ 感想
今更ですが。
当然ネタバレあり。
だいぶ時間が経ってしまったので短め。いつも通り完走した作品のみです。
- へやキャン△
ゆるキャンのスピンオフ?なショートアニメ。3分枠ですが、きっちり3分の中で物語の起伏を作り、なおかつ全体を通してテーマを感じる良いアニメでした。スタンプラリーが手作りだった展開からの最終話で素直に感動しましたし爽やかな気分になれました。やはりゆるキャン△アニメは名作。来年放送予定の2期が楽しみです(コロナウイルス騒動で延期するかもしれませんが)。円盤購入。
- 恋する小惑星
女の子が夢を目指す百合アニメ。題材が天体とか地質とかなので理系の端くれとしては内容的に興味深かったです。話もそこそこ面白かったと思いますし作画も安定していてキャラも可愛くて、というところですが全体的に見て凄く刺さったかというとそうでもなかったです。夢を目指すためには当然しんどい部分もあって、今の僕の精神状態がそれをきちんと受け止められるものではなかったからかもしれません(社会に疲れて夢をなくしてしまった大人の感想)。キャラはすずちゃんが一番好きでした。地質班メンバーとか先生も良いキャラしてました。
- 異種族レビュアーズ
多種族の風俗に行く話。1話のインパクトはかなりのものでしたし、話の根底にある「多種族がいれば価値観がそれぞれ違う」という部分も非常にうまく機能していたと思います。ただ、基本的には(視聴者にとって)見慣れない(性行為をする)種族の風俗店に行く、という展開はほとんどワンパターンでしたし良く言えば安定、悪く言えばマンネリな展開ではありました。ただ高いレベルで安定していたと思いますし、作画が全然崩れなかったのも凄かったと思います。総じてかなり楽しめたアニメではありました。但し、風俗通いするのも人間、エルフ、天使…と多種族なわけですが、ほぼ全員巨乳好きばかりで、(現実では人間においても嗜好が様々であるが)こんなに種族がいるのにみんな巨乳が好きなのか…と思ってしまいましたしそこは個人的にはかなりな残念ポイントでしたね。
- 虚構推理
推理?アニメ。この作品は真実を見つけるために推理をするのではなく、「真実だと思い込ませるための方便をいかに考える(推理する)か」というのがテーマになっていて、それ自体は非常に面白かったと思います。大蛇に死体遺棄の経緯を説明する辺りとか、鋼人七瀬の成立の経緯とかは特に面白かったと思います。ただ、鋼人七瀬を倒すためのシーンが非常に長く地味なシーンの連続で、丸1話くらいならともかく3-4話続けてやられると正直きついものがありました。原作を詳しくは知らないのですが、鋼人七瀬編以外短編を映像化してくれた方が面白そうな感じがありました(そういうわけにもいかないでしょうが)。メインヒロインの岩永琴子ちゃんは非常に可愛いですし、紗季さんもいいキャラしてたと思います。最終話のオチはかなり好みでしたね。
- ネコぱら
作中の”ネコ”は遺伝子組み換えによって作り出された生物であるというSFチックなやや恐ろしい設定が目を引きますが、内容は至ってほのぼの系です。話はそこまで面白いという感じの話ではないですが、良い話に纏まっていますし何よりキャラクターが可愛いのがいいですね。原作がエロゲなので男性キャラ(ご主人様こと水無月嘉祥)が出てきますが、個人的にはいいアクセントになってたと思います。キャラクターの中では時雨、バニラ、アズキが特に好きでした。時雨ルートを作ってくれ。
補足的なところでは、CVに関しては個人的には原作を知らなかったため特に違和感なく観ることができましたが、原作ゲームからの続投でよかったのではないかと思っては居ます(まあ色々事情があったのでしょうが)。BGMはかなりお気に入りで“猫踏んじゃいそうなBGM”とか”愛する人の名を叫ぶボクサー感あるBGM”とかが流れてくるたびに笑えました。OPとEDも好みで、OPは今期アニメ曲で一番好きでした。ちょっと「わたてん」のノアちゃんのキャラソンに似てますよね。バニラが小さい女の子に手をにゃんってしてるところが好きです。
- 八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ
安定枠。相変わらず名古屋とその周辺の謎知識が身につきます。地元の知名度アップに繋がって羨ましい。EDの八十亀ちゃん着ぐるみ(実写)が走ってくるところがとてもすき。
<ランキング用>
- 30分アニメ枠
1位:ネコぱら
2位:異種族レビュアーズ
3位:虚構推理
- 短編アニメ枠
1位:へやキャン△
2位:八十亀ちゃんかんさつにっき 2さつめ
好きなキャラ
志摩リン@へやキャン△
岩永琴子@虚構推理
水無月時雨@ネコぱら
バニラ@ネコぱら
アズキ@ネコぱら
好きな曲
「Shiny Happy Days」(ネコぱらOP)